中目黒らしさ

夜10:00〜11:00ぐらいにやっと夕飯にありつけるというこの生活のなかでは、どうしても偏食になりがちです。まぁ中目黒で働いているわけだから、食事するところはいくらでもあるのですが、ひとりで食事となると、以外に選択肢は狭くなるものです。
仕事帰りにおしゃれなカフェへ一人で行き、パスタを食べながら白ワインを飲む。こんな生活を毎日続けられるセレブな精神力を持ち合わせていない私は「大戸屋」「おはち」「百麺」に流れていくわけです。
そんな私が最も多く足を運んだ定食屋「潮(うしお)」が、閉店してしまいました。
---本日のサービス定食 800円-----
「魚定食」
「ハンバーグ定食」
「もつ煮定食」
「チキンカツ定食」
「メンチカツ定食」
「から揚げ定食」
※このうち3品のローテーション制(順不同)。+200円でグラスビールが飲める。
それ以上もそれ以下もない普通の味ですが、お袋の味的な感覚で私の常食と化していました。
写真でも分かるとおり73年も続いていたお店なので、スナック?バー?など何度も業態を変えた痕跡が見え隠れして、民芸品のようなランプから交通安全のポスターまで飾ってある店内は、完全なカオスとなり、なんともいえないスパルタンな空気が漂っています。私はこの店が大好きでした。
当然ですが雑誌や漫画もがっちりと置いてあります。「代紋TAKE2」の府中刑務所編を読みながら、だらだらと定食を食べていた時、えもいわれぬ快感を感じたものです・・・・
10年以上前から、友達と中目黒でよく飲んでいました。ガード下の「ガテン系居酒屋」でおしゃれな若者やモデルや芸能人が普通に飲み食いしてるのを見て
「結局みんな、こういう感じが好きなんだよね〜」
と思ったものです。山手通りの拡張工事、東急東横線のガード下工事などに伴い、中目黒はどんどん変ってきています。私が勝手に考えていた「中目黒らしさ」は失われつつあるのは事実です。
MOOR 中目黒店だって同じかもしれませんね。スーツを着た販売員がいるショップは数年前の中目黒にはなかったと思います。でも来店してくれるお客様にとって「良い店」であり続けられれば、MOORはいつか「中目黒らしさ」になっていくと思います。
そうなれるように日々を過ごしていきたいです。













